東京2025デフリンピック壮行会&トークショー @杜の街グレース
- 片山結愛を応援する会

- 7 時間前
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岡山で開催された壮行会&トークショー
9月23日、岡山の杜の街グレース で行われた「東京2025デフリンピック 岡山ゆかりの選手壮行会&トークショー」に参加させて頂きました。

会場は、杜の街グレースの屋外広場。屋外に設置された特設会場は、立ち見が出る程のお客さんで埋められていました。

音のある世界から音の無い世界へ
イベントのOPをかざられたのは、学芸館高校合唱部の皆さん。

なんと、フジテレビ「ハモネプハイスクール」で優勝されているそうです。

会場全体を揺るがすような、圧倒的な「音による」歌唱パフォーマンスの後は・・・
音の無い世界 岡山ゆかりのデフアスリートの登場

デフアスリートによるデフアスリートのための、「音の無い」パートへ。
岡山県にゆかりがあり、東京デフリンピックに出場するデフリンピアン達のための壮行会&トークショーです。
登壇者
・ボウリング女子 安田 由紀子 監督
・陸上 男子400mハードル 石本 龍一朗 選手
・自転車競技 早瀬 憲太郎 選手(トークショー司会進行)
・サッカー女子 小森 彩那 選手(ビデオメッセージ)


自らも自転車競技に出場され、ろう実況者でもある早瀬選手が司会を務められていました。

片山は、「デフリンピックは『(これまで、聴覚者の中で競技をしてきたので)耳が聞こえない自分を出せる場所。その場所で自分がしっかりプレイをすることで、同じような耳が聞こえない・聞こえにくい子ども達に、夢や希望が届けられるような選手を目指したい」と誓いを述べました。
OHKが取り組む情報アクセシビリティ活動

岡山放送(OHK)さんは、情報アクセシビリティ活動(だれでも必要な情報を**読みやすく・聞きやすく・見つけやすく**する取り組み)に社を挙げて取り組まれています。
この日のイベントも、手話通訳の方に、舞台横ディスプレイには要約筆記が表示され、耳が聞こえない、聞こえにくい方への配慮もしっかりとなされていました。
また、イベントの構成も、OPの学芸館高校合唱部さんの「音」楽による「聞こえる」世界から、ろう実況者の早瀬選手が司会の「聞こえない」世界へ、という2部構成になっている、と総合司会のOHK篠田さんからも、説明がありました。
2つの世界の架け橋に

弊会も、片山ゆめの活動・活躍を通じて、少しでも「デフ」という言葉と、その存在を知る人が一人でも増えて欲しい、という思いで活動しております。

デフスポーツが、スポーツの力をもって「聞こえる」世界と「聞こえない」世界の架け橋となって欲しい、そんな思いを新たにする1日でした。
いよいよ20日を切った東京デフリンピックへの挑戦。変わらぬご支援・ご声援を宜しくお願い致します。




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